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リースバックの流れ|申込から入金までの日数と審査

公開 2026-10-09約6分比較表つき広告を含む記事

家へ戻る円形の道で、4つの標識の途中から手を振るヤモリのキャラクター
目次を開く(8項目)
  1. 申込から入金までのタイムライン
  2. 日数は何日かかるのか
  3. 住宅ローンが残っていると、入金は延びやすい
  4. 審査では何を見られるのか
  5. 段階ごとに用意する書類の例
  6. 契約日に確認すること
  7. 入金のあとに起きること
  8. 入金までの日数を、査定で確認する

リースバックの入金は、事業者の公式サイトで「最短5日」と書かれています。ただし最短の日数です。住宅ローンが残る家は、抵当権を外す手続きに時間がかかる場合があります。

流れは、相談から面談と査定を経て、契約、入金、賃貸開始の順に進みます。売買契約と賃貸借契約を結び、代金を受け取ったあとに、家賃を払って住み続けます。

申込から入金までのタイムライン

事業者2社の公式サイトに書かれた流れを、順番に並べました。日数が書かれているのは、入金の「最短5日」だけです。

  1. 相談・問い合わせ(0日目)。電話かWebで連絡します。物件の所在地と築年数、住宅ローンの残高、住み続けたい期間を伝えておくと、話が早く進みます。
  2. ヒアリング・面談。事業者が事情と希望を聞きます。一方の公式サイトには、収入に応じたシミュレーションを行うと書かれています。
  3. 査定・金額提示。売却額と家賃の案が出ます。この段階で、他社の査定額と並べて比べてください。
  4. 売買契約・賃貸借契約。売却の契約と、住み続けるための賃貸借契約を結びます。売買契約の締結後に代金が支払われます。
  5. 決済・引渡し・入金。所有権が事業者に移り、代金が入ります。公式サイトの「最短5日」は、この入金までの日数です。
  6. 賃貸開始。以後は家賃を払って住みます。

日数は何日かかるのか

工程ごとの日数と、その根拠をまとめました。

工程 日数の記載 出典
申込から入金まで 「最短5日」。ピタットハウス淀屋橋(株式会社リユースホーム)のリースバック専用ページに記載。画像の代替テキストには「最短3日」の表記もあり、表記が一致しない リユースホーム公式サイト
売買契約の締結から入金まで 「最短5日」。条件により異なる旨の注記あり 株式会社リアルエステート公式サイト
査定結果が出るまで 数日から1週間程度と記載(一般論として) リアルエステート公式サイトのコラム
住宅ローンの完済と抵当権の抹消 2か月程度かかるケースもあると記載 リアルエステート公式サイトのコラム
申込から入金までの標準的な日数 記載なし 国土交通省のガイドブック

「最短」になる条件は、公式サイトに書かれていません。入金を急ぐ事情があるときは、査定の時点で「いつ入金されるか」を日付で聞いてください。

住宅ローンが残っていると、入金は延びやすい

住宅ローンが残る家は、売却代金でローンを完済し、抵当権を外す手続きが入ります。このため、ローンのない家より日数がかかりやすくなります。残債と売却額の関係は、ローンが残る家のリースバックで整理しています。

リアルエステートの公式サイトには、住宅ローンが残っていても基本的に可能と書かれています。ただし、残額や不動産の評価額によっては利用できない場合があるとされています。具体的な基準は公式サイトに書かれていません。残債が評価額を上回りそうなときは、査定の依頼前に電話で聞いてください。

審査では何を見られるのか

事業者の公式サイトには、審査の基準が書かれていません。公式サイトで触れられているのは、次の3点です。

見られる点 公式サイトの記載
物件の状態と評価額 築年数の古い物件も相談できると記載。通常の買取より査定額が低くなりやすいとの注意書きもある
住宅ローンの残額 残額や評価額によっては利用できない場合がある
家賃を払える収入か 収入に応じたシミュレーションを行うと記載

家賃の支払い能力をどう確認するかは、各社の書面に書かれていません。必要な書類や収入の目安は、問い合わせのときに聞いてください。

段階ごとに用意する書類の例

リアルエステートの公式コラムに、一般的な必要書類の例が載っています。事業者や物件によって異なるため、実際の書類は事業者に確認してください。

段階 書類の例
査定 固定資産税評価証明書、建物の図面、登記簿謄本、住宅ローンの残高証明書(ローンがある場合)、土地の境界確認書
契約 印鑑証明書と実印、権利証(登記識別情報通知)、本人確認書類
決済・引渡し 権利証または登記識別情報通知書、発行から3か月以内の印鑑証明書、住民票、実印、銀行通帳

印鑑証明書には有効期間が決まっている場合があります。取得は、日程が決まってからにしてください。

契約日に確認すること

国土交通省のガイドブックは、売買契約書と賃貸借契約書の内容を理解してから契約するよう勧めています。契約日に、次の点を書面で確認します。

  • 賃貸借が定期借家か普通借家か。定期借家は期間満了で終わり、再契約は貸主の判断になる
  • 家賃の額と、値上げの条件
  • 買い戻しの価格と期限。口約束にせず契約書に書かれているか
  • 解約時の違約金の有無と金額
  • 修繕費の負担、設備の設置や改変の可否、退去時の原状回復の費用

国民生活センターは、不動産業者に自宅を売る取引にはクーリング・オフが適用されないと伝えています。契約が成立すると、解除に手付金の倍額や違約金が必要になることが多いとされています。署名は、家族に相談してからにしてください。契約書の控えも受け取ってください。

契約前に確認する項目の全体は、リースバック会社を選ぶ基準にまとめています。

入金のあとに起きること

入金後は、家賃の支払いが毎月続きます。賃貸借が定期借家契約の場合は、期間が満了すると契約が終わります。更新はなく、再契約は貸主の判断です。希望どおり住み続けられるとは限りません。

再契約の前に、事業者が住宅を第三者に売却し、貸主が変わる場合もあります。国土交通省のガイドブックは、こうした可能性にも注意が必要としています。

住み続けたい期間が長い人は、入金までの日数より、定期借家か普通借家かと再契約の条件を先に確認してください。損得はリースバックは損かで計算できます。

入金までの日数を、査定で確認する

日数は条件で変わるため、公式サイトの「最短」だけで資金計画を組まないでください。査定を依頼するときに、次の3つを聞くと日程が見えてきます。

  • 自分の条件で、入金は何日後になりそうか
  • 住宅ローンが残る場合、抵当権の抹消に何日かかるか
  • 必要書類は、いつまでに何をそろえるか

参考にした資料

不安があるときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

最終確認日:2026年10月9日。制度や公表内容は変わる場合があります。契約の判断は、公式資料と契約書で確認してください。